<子供の矯正歯科治療の開始時期は・・・>
矯正歯科治療の開始時期は、だいたい上と下の前歯4本ずつの永久歯が生え揃うくらいが目安となります。ただし、受け口の場合や、歯が生えるのに問題がある場合など、もう少し早くに始める場合もありますので、気になった時点でまず相談されることをお勧め致します。
遅いわけではありません。ただし、子供のころから始めるのに対して、上の顎も下の顎も成長しきっているため、顎の幅を広げたり、下の顎の成長方向を変化させたりといった骨格的なコントロールを行うことが難しくなります。その分治療の選択肢の幅が少し狭くなると思って下さい。
<矯正歯科治療では健康保険は使えないのか・・・>
一般の咬み合わせが悪い状態に対する矯正歯科治療では、保険適用はできず、自己負担となります。現時点で保険適用よなるのは、外科手術を併用する顎変形症の治療や指定された疾患により咬み合わせが問題となる場合のみです。
日本歯科医師会ホームページの日歯8020テレビに、矯正歯科治療について説明したビデオがありますので、興味のある方はご覧下さい。
出生後すぐに手術を行う機関等から紹介を受けた場合はその時点でいくのが良いと思います。そうでない場合であっても口に関係することになりますので、一度相談に行かれることをお勧め致します。
口唇裂・口蓋裂の矯正歯科治療は保険適用となります。また、育成医療や更生医療が適用される場合もありますので、詳しくは歯科医院にお尋ねください。
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